年末が近づくにつれ、テレビ番組も年末特番が多く映るようになってきました。
ちなみに私が一番好きな正月番組といえば「はじめてのおつかい」。涙をボロボロ流しながら見ています(笑)。
しかし海外では、「児童虐待」との反響も大きいとか・・。ともかく子供が一生懸命頑張ってる姿にはいつも感銘を受けてます。
そんな中、当社作業場にて、生徒1人だけの「木工教室」を開催しました。
今年の9月、「カルチャーロード」にて弘前建築組合が主催する木工教室に参加した際に、50組もあった工作がなんと午前中で完売。午後から来られた子供たちには残念ながら木工教室はすることは出来ませんでした・・・。
その中に、とても残念そうにしていた男の子が一人。話を聞くとどうしても工作の椅子を作りたいとの事・・・。
考えた末、その子に当社の作業場に来て欲しいと提案。
その子の父兄と私の妻と知り合いとの事もあり、当社の作業場で一人だけの「木工教室」を開催しました。
造るものは「椅子」。カルチャーロードで造っている椅子にちょっと私のアレンジも加え、木材は倉庫に隅に余っていた青森ヒバ材。
余っていた材料とは言え、青森ヒバと言えば高級材。香りも良いです。
カルチャーロードで使用したスギ材に比べ、ヒバ材は硬く、加工もしにくいので、釘を打つ際にはとても力が入っていたようです。
それでも見事に完成。木が硬かった分、子供には大変だったかと思いますが、出来栄えは上出来。大工の素質は十分あると思います(笑)。
将来は大工さんになる!!・・・っとは言ってませんでしたが、今回の体験が少しでも将来への役に立って頂けたら、私も先生をやった甲斐があります(笑)。